私は、沖縄に移住するまでは停電の経験もなく、台風施策もしていませんでした。移住して驚いたのが、沖縄に住んでいる方は台風対策、停電対策をしっかり行い、来る台風の備えに慣れていることです。沖縄は夏場に大型の台風が来ることが多いでしっかり準備をしています。
台風の時に大切なのは、停電対策と暴風対策です。
沖縄では、電柱や木が倒れるほどの台風が来ます。なので、物が飛んできて窓に当たれば窓ガラスが割れることもあります。
また、暴風のため窓の隙間から雨が吹き込み部屋に雨が入っていまうことがあります。
暴風対策で特に気を付けたいのが窓ガラスの破損です。今回は、台風対策の中で窓ガラスの対策についてまとめました。
目次
窓からの雨の吹き込み対策

沖縄の台風で勢力が強いときなどは、窓をバンバン叩く雨の音で眠れないぐらい打ち付けます。沖縄に移住するまでに感じたことがない強さで驚きました。
すると、窓を閉めていても隙間から雨水が室内に入り込みます。
窓枠に新聞紙を挟む
新聞紙を窓枠の隙間に入れるだけでとても簡単です。

今は新聞をとっていない家も多いと思います。でもし新聞がない場合は、水分を吸収出来る物だった家にある物で代用できます。ちょっともったいないけど、キッチンペーパーやペットのトイレシートやタオルで代用できます。

窓から電気製品を離す
雨水の入り込みや窓ガラスの破損に備えて、濡れたら壊れてしまう電化製品や濡れたくないものは窓から距離がある場所へ移動しておきます。私の職場では、窓側にプリンターが置いてあるのですが台風前には移動させています。
台風で物が飛んでこないように対策
窓ガラスが割れる原因は、飛んできた物があたっての破損です。
自分たちがしっかり対策をすると、ご近所の方や通行人のかたの安全も守れます。
すぐにできる対策もありますので、台風前にやってみてください!
飛びやすい物は家の中に入れる
台風時の暴風では自電車なども飛びます。窓ガラスや人にあったら大変です。外に出している物で室内に入れられるもの、鉢植や自転車、掃除道具などがあれば入れましょう。
ベランダの物を室内に入れる
サンダルなど軽いものは飛んで行ってしまいます。軽いものでも暴風時はあたるととても危険です。
物干竿なども、外しておきましょう。私は物干竿の上げ下ろしがめんどくさいのと、塩害で物干竿ので錆びて持ちがわるいので、ひも状の物干しロープ
を使用しています。これはめんどくさがり屋にはお勧めです。

台風時のごみ出しのタイミングを注意する
台風時にペットボトルがはいったゴミ袋ど道に飛び出していることがあり、車の運転中にヒヤッとすることがあります。
台風前後のごみ出しは注意が必要です。台風前後はゴミの収集は遅れたり、収集がされないことがあります。市によって基準が違いますので、基準を確認してごみを出すか、次のごみ出し日にごみを出すなど対応すると安全です。
窓ガラスが割れないようにしよう
雨戸を閉める
雨戸を閉めると、窓に直接に当たらないので家に雨戸があれば使用しましょう。
網戸を閉める

雨戸を閉められればいいですが、雨戸が付いていないアパートや窓もあると思います。網戸があれば網戸を閉めてください!
直接窓に物があたらないように、網戸を閉めるだけでもあたった時の衝撃を軽減することができます。しかし、雨戸自体がガタついていたり、外れやすい状態では逆に飛んで行ってしまう可能性も出てきますので、台風前に取り付け状態を確認しましょう。
台風で窓ガラスが割れたときに備えよう
台風で窓ガラスが割れて怖いのが割れたガラスの飛散です。台風前に飛散防止対策もしましょう。
窓ガラスに飛散防止フイルムを貼る
窓ガラスが割れても、ガラスが飛び散らないように、飛散防止フィルム
や、防犯フィルム
を張りましょう。窓ガラスが割れにくければ、泥棒が窓ガラスを割って、窓の鍵を開けることができないので、一石二鳥です!
窓ガラスにガムテープを窓ガラスに貼る
飛散防止フィルムは、すべての窓に貼るのは、ちょっと金額かかりますよね。また台風前に準備ができない場合は、家にあるガムテープを使います。
ガムテープを張る場合は、室内側から貼ります。室外側から貼ると、台風の雨風で剥がれてしまうことがあります。
窓ガラスに漢字の「米」を書くように、ガムテープを貼ると飛散防止になります。ガムテープは養生テープを使用すると台風後のテープが剥がしやすいです。

ダンボールで窓ガラスを補強する
室内側からダンボールを窓枠に合わせてガムテープで貼りつけるだけです。

カーテンと、洗濯ばさみを使う

準備が何もできなかった方は、カーテンを閉めて窓から離れておきましょう。洗濯ばさみがあれば、洗濯ばさみを準備してください。
カーテン同士の隙間が開かないようにカーテン同士を洗濯ばさみで挟みます。
私の家では、窓枠が少し出ているのでカーテンの端と窓枠を洗濯ばさみで挟んでいます。
窓ガラスが割れたときに風でカーテンが開かないようにすることによって、ガラスの飛散を少しでも防げます。

窓ガラスが割れたときの対応

窓ガラスが割れたら、ガラスが飛散し雨が室内に入ってきます。すぐに片づけたいという気持ちがあると思いますが、窓やガラスには近づかないでください。突風が吹き割れた破片がさらに飛んできて怪我をする可能性があります。
安全確保が優先です。すぐに窓ガラスが割れていない部屋に避難してください。また、靴を履く、長袖の服を着る、布団をかぶるなど安全を確保してください。
実際に沖縄で台風を経験してどうだったか
実際に沖縄に住んでみると、雨風の強さに驚きました。
台風のニュースは多く取り上げられているので情報収集はしやすいです。
台風前になると、窓にガムテープを貼っている家や店を多く見ます。
また、台風後の道にゴミが転がっていることもあるので台風後の運転には注意が必要です。
台風も急に強くなるので、事前に準備をしておくと安心です。
